ニースから電車で一本で行ける海辺の街アンティーブ。
ニースやカンヌの間に位置するアクセスのしやすい街です。
上記の街に比べて観光客が少なく、美術館やマルシェでのお買い物ものんびり楽しめます!
アンティーブの街について詳しくはこちらをご覧ください⇩
今回毎週開催される蚤の市に行ってきましたので、蚤の市の様子と購入品をご紹介します。
アンティーブの蚤の市の情報
こちらは私がいつも活用している蚤の市情報サイトです。
地名を入れて検索すれば、どこでどのくらいの規模の蚤の市が開催されるか確認できます。
数ヶ月先の蚤の市情報もゲットできるため、先の予定が立てやすく大変便利です。
ニースのサレヤ広場のようなプロの出店の蚤の市もあれば、個人の不用品を出品するようなヴィドグルニエ(=屋根裏部屋の掃除)もあります。
・プロの出店の蚤の市は良い品が並ぶため全体的に価格がお高めです。
・一方で個人の場合は基本的に不用品ということもあって全体的にお値打ちです。
今回私が訪れたアンティーブの旧市街の蚤の市はプロの出店の蚤の市です。
場所はペイネ美術館の目の前の広場。
サイトによると、こちらの広場では毎週木曜と土曜に開催されているようです。
目の保養となるような素敵なお品が見られて個人的には大満足でした。
ヴィドグルニエは掘り出し物が見つかることが稀にあるのですが、ただの散歩で終わることの方がほとんどなので、観光客の方であればプロの蚤の市をおすすめします!
蚤の市の様子
蚤の市の規模としては20店ほど出店でした。
小規模の蚤の市と言えるでしょう。
ですが、大きい規模の蚤の市でも何もゲットできない時もありますし、小さい蚤の市でも良い品に出会えることだってあります。
ではどのようなお店が出店されているか見ていきましょう!
まず古本やレコードが目に飛び込んできました。
コレクターが多いミニカー屋さんもありました。
こういった貴婦人のポスターを味のある額に入れたら素敵だなぁと思います。
素人には分からない工具類。
その一角にあった真鍮の取手なるもの。
日曜大工が得意であればインテリアに取り入れてみても面白そうですね。
リネンの布や裁縫に使えそうな布が大量にありました。
小さいサイズのトーションもありましたのでお好きな方は是非探してみてください。
ヴィンテージアクセサリーもたくさん見かけました。
何と言っても、このような雑多なところからお気に入りを探し出すのが蚤の市の醍醐味!
アクセサリーショップのように綺麗に並べられてないのでまるで宝探しのよう。
ヴィンテージのイヤリングやリングはさすがな雰囲気があります。
目を凝らしてよく見てみると、ヴィンテージなのに古さを感じさせないものもありますよ。
天気が良い日はシルバーカトラリーがいつも以上に輝いて見えます!
キュノワールのかっこいいプレートが並んでいました。
個人的にはこのガラスのケーキドームに惹かれました。
時々お菓子作りをするのでシフォンケーキを入れたら素敵だなぁと妄想…
ですが今回は既にプレートを購入したため泣く泣く諦めました。
購入品紹介
実は散歩のつもりで訪れたアンティーブの蚤の市ですが、思わぬ品に出会えました。
こちらは映画監督・俳優・エッセイストである伊丹十三の本『伊丹十三の台所』の表紙にも登場している
ムスティエのプレートです。
彼が独身時代から愛用し、カレーのCM出演の際も自ら持ち込んで使ったものだと言われています。
確かに黄色のプレートはカレーにぴったり!
もともと私はムスティエ特有のとろみのある釉薬、重ね合わせた時にカチッという音がするところが何とも言えず惹かれています。
フランスアンティークの魅力に気づいたきっかけもムスティエのプレートでした。
そんな私の元に巡り巡ってこのプレートが届いてくれたことに、嬉しさを感じました。
まとめ
今回は南フランスの街アンティーブの蚤の市の様子と購入品をご紹介いたしました。
ニースの蚤の市と比べると規模が小さいのですが、個人的には幅広い品が見られてとても見応えがありました。
アンティークとの出会いは一期一会なので、ムスティエプレートとの出会いも運命を感じました。
ぜひアンティーブ観光の一つに蚤の市を加えてみてはいかがでしょうか⁉︎
目の保養となる一流品を間近で見れば、心も満たされて充実した旅になることでしょう。
私のインスタグラムでは蚤の市の戦利品を紹介しています。
もしよろしければ一度覗いてみてください。
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