これから海外生活を控えている方は限られた荷物スペースの中で何を持って行ったら良いか、優先順位をつけることに大変苦労されることかと思います。
家電用品、キッチン用品、衣類、日用品、食料品などなど…
到着してから買う物もあれば、日本から必ず持っていきたい物がありますよね。
私も渡仏前はメモ帳いっぱいにあれもこれもと、書き出した記憶があります。
どれだけ準備をしたとしても完璧にはできません。
結局のところ、ほとんどのものが現地調達可能ですので安心してください。
ただどうしても現地で手に入らないものもあります。
到着してすぐに必要なものは手荷物(飛行機)で持ってくる、後からでも大丈夫なものは船便で送る、後々どうしても必要になったものは家族に送ってもらう、などさまざまなパターンを考えておきましょう。
特に滞在期間が長ければ長いほど、日本食が恋しくなるものです。
今回は『食べ物』に絞って、私が日本から持ってきて良かったものと一時帰国の際に必ず買ってくるものをまとめてみました。
一般的なものは手に入る
フランスでは、大都市であればアジア食材店がありますし、インターネット注文も可能なのである程度何でも購入することができます。
なので必要以上に心配はいりません。
ただし、一般的に日本の数倍の価格なので気軽に買えるものではありませんのでご承知置きください。
日本から持ってきて良かったもの(手荷物:飛行機)
私はフランスに到着したばかりの頃は、慣れない生活で緊張の連続でした。
また生活に必要なものを揃えることが優先されるため食べ物が後回しになりがちです。
そんな時に一週間分ほどの食べ慣れた食料があると緊張を解きほぐすことができます。
特にレンジでチンして食べられるものやお湯を注ぐだけで食べられるものは重宝しました。
温かい出汁の効いた味噌汁にほっとしたものです。
一時帰国の際に必ず買ってくるものリスト
一時帰国の際に購入するポイントは、お金を出しても絶対に手に入らないものもしくは日本にいたら自分では頻繁に買わないけれど貰ったら嬉しいちょっと良いものを購入することです。
私はスーパー、デパート、ネットショップなどでこれらを買い揃えています。
また重たいものは持ち帰るのが大変なので、基本的には軽くてコンパクトな物が多めになっていると思います。
賞味期限が長いことも重要なポイントですね。
荷物に余裕があればおいしいお米、本みりん、白だし、お味噌などの調味料も持ち帰ります。
アジア食材店でお金を出せば買えるものは基本的には買いません。
⚠️鶏ガラ、ウェイパー、、コンソメ、カレールーなど肉エキスが入った食品は検査で没収されるリスクがありますのでご注意ください。
私のイチオシ10品
茅乃舎だし
日本の食品を現地の日本人のお土産にして喜ばれたものナンバーワンは断トツで茅乃舎だしでした。
多めに買って来てお世話になった際のプレゼントに最適です。
このだしのスゴイところは使い終わっただしパックが高級なおかかふりかけになるということ!
(作り方)
煮出したパック(2袋分)の袋を破いてフライパンで水分を飛ばす
そこに醤油小さじ1とみりん小さじ1とごま大さじ1を入れて乾煎りする
一石二鳥!こんな感じで出来上がりです!
鎌田のだし醤油
続いてだし醤油です!
鎌田のだし醤油は醤油の中でも無敵です。
使ったことがない方に是非試してもらいたいもの。
我が家ではアボカドを食べる時にはこのだし醤油とわさびが欠かせません。
炊き込みご飯やチャーハンに使うとコクが出ます、万能だし醤油です!
ろく助塩
こちらは料理好きの方に知名度が高い、だし入りの塩です。
ろく助塩を使った塩おにぎりは子どもの大好物。
ゆで卵をこの塩につけて食べると格別においしいです。
フランスはミネラル豊富な塩が有名ですが、このだし塩は全く別物です!
だし茶漬け
そのままお茶漬けとして食べてももちろんおいしいのですが、
炊き込みご飯や茶碗蒸しなどのだしとしても使えるアレンジがきくお茶漬けのもとなんです!
海外で食べるとホッとします。
ふりかけ
フランスでもふりかけは手に入りますが、ごく限られた種類のものしかありません。
特にこの梅ふりかけはおにぎりにすると絶品です。
梅ぼし
残念ながら海外では高くて気軽に買えない梅干し。
風邪を引いた時に無性に食べたくなるので多めにストックしておきます。
海外生活をしていると梅干しや梅のふりかけを身体が欲します
おつまみ
これらも海外では絶対手に入らないものばかりです。
お酒のおつまみ系は一時帰国の際に買っておきましょう!
保存がきく魚(干物や缶詰のしらす)
残念ながらフランスではしらすを見たことがありません。
こちらはなんと2年間保存がきく缶詰のしらすなんです!
スーパーの魚売り場はサーモンやタラがほとんど占めています。
こちらの魚は常温保存ですし、いつもと違った魚が食べたい時に、ここぞって時に干物の魚は格別です!
私は子どもにカルシウムをとってもらうために離乳食ご飯の時から使っています。
現在子供が大好きなしらす丼に活用するなど長く愛用しています。
漬け物
ご飯のお供、漬け物も海外生活で無性に食べたくなるものです。
大根、きゅうり、蕪などはフランスのスーパーにありますので自分で漬け物を作るのですが、このおいしい高菜はさすがに作れません。
海藻類
近隣のアジアスーパーで昆布やわかめなどの海藻類を見かけますが、中国産のものが多いです。
やはり国産のものが安心して食べられます。
ここまで私のおすすめ10商品をご紹介しましたが、これらの共通点は「だし」です。
自分も含めてお土産に渡す際も、日本を感じられる美味しい「だし」のものが喜ばれます。
こちらで紹介しきれなかったものを楽天ROOMの「一時帰国の買い物リスト」で公開してしています。気になった方は覗いてみてください。
その他おすすめ品
たとえ海外で手に入るもであっても、日本に比べて割高なものは帰国の際に買って帰りたいものですね。
アガー
実はフランスにはゼリーが売っていません。
私は子供のおやつにゼリーやプリンを作ることが多いので、フランスではお高めなアガーを日本で買ってきています。
こちらのアガーは扱いやすいので気に入っています。
麹
また料理の幅が広がる麹も私的には必須のものとなっています。
これさえあれば、塩麹や醤油麹、甘酒などいろいろなものを作ることができます。
納豆菌
私と同じく納豆が欠かせないという方は自分で納豆を作ってはいかがでしょうか!?
その際に欠かせないのが納豆菌です。
フランスでは高額な納豆…
コツさえつかめば、簡単に納豆は作れます!
海外の方に喜ばれるお菓子
海外にお土産文化はありませんが、日本のお菓子をあげると喜ばれることが多いです。
ただ渡すものを間違えると微妙な反応をされることもあるので、気をつけてください。
海外の方に日本の文化を知ってもらいたくて、THE日本的なお菓子を渡したい気持ちは分かります。
ただし好みが分かれやすいので、注意が必要です。
こちらに一例を挙げてみました。
私の実体験によるものが大きいので、参考程度にしてみてください。
まとめ
今回は日本から持ってきて良かった物・一時帰国の際に必ず買う物【食料品】に焦点を当ててご紹介させていただきました。
長い海外生活を快適に暮らしていくためには食べ慣れた食事が欠かせません。
他にも海外生活に役立つ電化製品や日用品について詳しくご紹介しております。
これからフランスに出発される方や一時帰国される方の参考になれば嬉しいです。
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