日本では馴染みのないラビオリですが、実はニースに地元で長年愛され続けているラビオリ店があるんです。
1世紀以上に渡って家族代々受け継がれている名店。
店内のパスタはすべて自家製、いつも新鮮なパスタが楽しめます。
今回はこちらのラビオリ店とテイクアウトして食べてみた感想を紹介しています。
ラビオリとは
ラビオリとはイタリアのパスタの1つ。
小麦粉を練って薄く伸ばした2枚のパスタ生地の間に、ひき肉や野菜やチーズなどの食材を挟んで四角く切り分けたパスタのことです。
茹でてそのまま食べても美味しいですが、粉チーズやソースをかけて食べるのが一般的。
パスタの本場はイタリアですが、ニースから30分〜40分程で行けちゃう距離ということもあって、パスタやピザといった美味しいイタリア料理がニースの至る所で食べられます。
MAISON BARALE
ショーケースにはたくさんのラビオリがまるで宝石のように綺麗に並んでいます。
1世紀以上に渡って生パスタを作り続けているニースの名店。
伝統的な味を守りつつ、常に革新的な新しいパスタを生み出しています。
この日並んでいたのは、シチュー味、ほうれん草、レモンジンジャー。
売り切れなどタイミングもあるようですが、トリュフ味やリコッタチーズ味、季節の野菜のラビオリなどもあるようです。
数あるパスタの中でも、ここメゾンバラレの名物はレモンジンジャーと言われています。
爽やかなレモンとスパイシーなジンジャーが独特のハーモニーを奏でます。
いつ店の前を通っても行列が途絶えない人気店なので、一度試す価値がありますよ。
ただし茹でる前の生パスタ専門店なので旅行者の方は注意が必要です。
住所:7 Rue Sainte-Reparate, 06300 Nice
営業時間:水〜土)8:15〜13:00 、14:15〜19:00 日月火定休日
ヤギのチーズは絶品!
パスタ専門店なのですが、ここのヤギのチーズは絶品です。
一般的にヤギのチーズは乳の味が濃く、私たち日本人がよく食べる牛のチーズよりも癖があるといわれます。
ただここのチーズは別格!
まろやかで、まるで濃厚なコクのあるチーズケーキを食べているよう。
ワインとの相性もバッチリ。
宿で軽くお酒とおつまみが欲しいな、という旅行者の方にも是非食べていただきたいくらい感動したチーズです。
我が家のおつまみの定番はロックフォール入りスシソンとこちらのチーズ。
おいしいスシソンが買える場所
こちらのお店もいつ前を通っても賑わっている肉屋さん。
さすが肉屋、スシソンの他にも生ハムも絶品です!
惣菜などテイクアウトできるものが種類豊富なので目移りしちゃうかもしれません。
実食レポート
作り方は沸騰したお湯に塩をいれ、約4分茹でます。(塩はお湯に対して1%の分量、つまり1Lのお湯であれば10gの塩を入れます)
茹で上がったら水気をよくきり、お皿に盛りつけた後たっぷりパルミジャーノをかけていただきました。
左がシチュー味、右がレモンジンジャー。
個人的な感想になりますが、シチューは大人から子供まで万人受けする感じで赤ワインとよく合います。
レモンジンジャーはレモンのさっぱりとした爽やかな風味が鼻から抜ける感じですが、生姜独特の辛味?苦味?が後味に残るので大人向けな気がします。
どちらも具がたっぷり入っているのが嬉しく、生地がモチモチしていて生パスタの食感を堪能できました。
最後に
今回はニースの老舗ラビオリ店をご紹介させていただきました。
そもそも1世紀以上に渡って地元に愛され続けている名店が美味しくないわけないですよね?
ラビオリを調理することが難しい旅行者の方であればヤギのチーズやロックフォール入りスシソンを是非食べてみて欲しいな、と思います。
ロックフォール入りスシソンはどこでも買えるわけではないので必ずお肉屋さんでゲットしてくださいね。
気になった方は是非試してみてください。
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