私がフランスに来て戸惑ったことの1つに洗濯事情があげられます。
洗剤や柔軟剤はどんな種類があるの?硬水には何か対策が必要なの?洗濯機はどうやって使ったら良いの?
という疑問ばかりが浮かんで頭を抱えてしまいました。
おそらく渡仏して洗濯機を使う際に、みなさん同じ壁にぶつかったのではないでしょうか。
今回私がいろいろ試した中で肌に優しいおすすめの無香料の洗剤・柔軟剤についてと洗濯機の使い方についてご紹介します。
我が家の洗剤・柔軟剤・カルゴン
左から洗剤、柔軟剤、カルゴンです。
元々香り付きの洗剤や柔軟剤が苦手かつ敏感肌なこともあり、いろいろ探したところ家族全員が使えるこちらに辿り着きました。
実は海外の洗剤類は香りが強めなものが多く、それが原因で頭痛などの体調不良を引き起こしてしまう、なんてこともあります。
そんな私と同じような体質の方におすすめなのが L‘ARBRE VERT というメーカー。
こちらは環境と健康に配慮したメーカーで、赤ちゃんから使用を認められているものなんです。
- こちらのメーカーの製品のほぼ100%に皮膚アレルゲンとなる物質が含まれていないこと
- 低刺激製品と謳われており、敏感肌の方でも使用できるように製造されていること
- 原材料の大半が天然由来の成分で成り立っていること
- メイドインフランスで生産、安全・安心の保証
我が家はこのメーカーのものを長らく使っています。
特に何のトラブルも起きていませんので今後もずっとお世話になりたいな、と思っている頼れる存在です。
毎回の洗濯にカルゴンは必須
硬水対策にはカルゴンが必須となります。
カルゴンには我が家が使用している液体タイプとジェルボールタイプがあります。
洗濯機との相性があるかもしれません。
以前我が家はジェルボールタイプを使用した際に白いカスのようなもの⁉︎が衣類に付着してしまい、洗い上がりがイマイチだったので液体タイプを好んで使用しております。
また毎回の洗濯に洗剤・柔軟剤にプラスしてカルゴンを必ず使用しなければならず、多少なりともお金がかかります。
フランス在住の先輩からできるだけ節約したい方はカルゴンの代わりにお酢を使う、という方法を教わりました。
どうやらお酢の酸性がカルキのアルカリ性に効くということ、らしいです。
台所などの水回りのお掃除にも効果的とのこと。
ちなみに洗濯や掃除用のお酢はこちら↓
実際に使ってみた個人的な感想としては少量のお酢でも匂いが部屋に充満してしまったので、換気機能があまりないところでは不向きなのではないかな、と思いました。
ご家庭の事情に合わせて使い分けてみてください!
洗濯機の使い方
大体このようなドラム式の洗濯機が一般的。
以下の使い方を参考にしてみてください。
- 洗剤・柔軟剤・カルゴン投入 左上のIが予洗い表記→我が家は一度も使用したことなし、右側のIIが洗剤・カルゴン投入口、左下の花マークが柔軟剤投入口
- ON/OFFの電源を入れ、好みのコースを洗濯 Standardを選ぶと温度40℃で洗い時間に2時間かかってしまいます。毎日の洗濯にこんなに時間かけてられないし、高い温度だと服も痛みますよね⁉︎我が家は1番最短コースの30分、30℃(一番低いのがこれ)を毎回使ってます。
- 洗濯物を入れて、MARCHE PAUSEを押せば洗濯開始
必要に応じて使用するもの
ピンクのボトルは、ウールやカシミヤなどの繊細な素材を洗う際の洗剤。
ホワイトのボトルは、硬水によって白物の衣類などがグレーになってしまった際にホワイトに復活させるもの。
ブラックのボトルは、黒色のものが色落ちしてしまった際にブラックに復活させるもの。
ご自身の洗濯事情に合わせて必要なものが変わってくると思いますので、ご参考までにお伝えしてみました!
衣類の型崩れ防止に必須
衣類の型崩れ防止に洗濯ネットは必須です。
特に大事なお洋服や繊細な下着類などには使いたいところですね。
また布団用の洗濯ネットは準備しておかれると良いでしょう。
洗濯ネットは下着用、セーターなどの衣類用、布団やラグマットなどの大物用があると安心です。
まとめ
ここまで優しい洗濯洗剤、柔軟剤、カルゴンの必要性についてお伝えしました。
しかし、いくら柔軟剤やカルゴンを使用したからと言っても、日本のようなふわふわな肌触りの仕上がりにならないことはご承知おきください。
正直服の傷みも日本より早いと思います。
結論、繊細な服(カシミヤ、刺繍やビーズなどの飾りがついたものなど)は自宅洗いは難しいと割り切ってガシガシ洗える服を着た方が賢明なんだろう、と思っています。
お使いの洗濯機によって多少なりとも機能が違うかと思いますので、家庭に合った使い方を見つけてくださいね。
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