海外生活が長くなると無性に和菓子が食べたくなることがありませんか?
個人的にはやはり『あんこ』が一番。
実はフランスでは身近なBIOショップで小豆が手に入ります。
炊き方が難しいと思われがちですが、慣れれば簡単に作れて一度で大量に作れるので冷凍保存も可能!
自分であんこを作ることができればアレンジしていろいろ楽しめますよ♪
準備するもの
- 大きな鍋(今回STAUB 22cm使用)
- 小豆(500グラム)
- 塩 (3グラム)
- きび砂糖(230グラム)
- 黒糖(100グラム←こちらは好みで入れてみると良いでしょう)
- ざる
まず小豆を茹でる際の鍋ですが、ストウブやル・クルーゼのような鍋を使うと火の通りが早く、小豆がふっくら柔らかく茹で上がります!
私はこちらのSTAUB22cmと18cmを長年愛用しております。
円安の影響もあり、フランスで買うよりも日本の方がお得にゲットできるようです。
私が購入した10年前よりも年々値上がりしているようです…いつか手に入れたいな…とお思いの方は欲しいと思った時にぜひ♪
続いて小豆はお近くのBIOショップで購入できます。
BIOショップについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
そして塩や砂糖はお好みのものをお使いください。
フランス土産の定番、カマルグの塩は個人的にはマストです!
あんこの作り方(粒あん)
①小豆を水洗いし、形が悪いもの・潰れているものを取り除く。
②鍋に移し、小豆全体に被るたっぷりの量の水を注ぐ。
③強めの中火にかけ、沸騰したら弱火にして蓋をする。
④小豆を指で簡単に潰せるくらいまで煮る(目安:1時間半から2時間くらい)
⚠️焦げつきには注意!途中で水が少なくなってきたら差し水をしてください。
⑤柔らかくなったらそっとざるに移し水気を切る、その後また鍋にそっと戻す(丁寧に素早く)
⑥好みの砂糖を投入し、弱火で煮詰める。
一般的なあんこレシピは小豆と砂糖の割合が1:1になっています。
私は甘さ控えめな方が好みなので、砂糖は小豆に対して3分の2の量にしています。
さらにコクを出すために黒糖を入れています。
(参考:きび砂糖230グラム、黒糖100グラムを使用)
⚠️小豆がしっかりと柔らかくなってから砂糖と塩を入れましょう!
⑦焦げないように適度に優しくかき混ぜてください。
⑧砂糖が馴染んだら、最後に塩を入れます。
⑨好みの水分量になるまで煮詰めてください。
冷凍保存をする際は水分をしっかり飛ばした方が良いです。
⑩清潔なバッドに移し、冷めたら保存容器に移し替える。
冷蔵庫で5日前後、冷凍で2ヶ月程度で食べ切るようにしています。
簡単こしあんの作り方
本来こしあんはもの凄く手間のかかるものです。
できるだけ簡単にこしあんを食べたい!方向けにブレンダーを使用したこしあんの作り方をご紹介します。
1️⃣上記の粒あんの作り方の⑤の茹でた小豆をブレンダーの付属のカップに入れる
2️⃣ブレンダーで小豆が滑らかになるまで潰す
3️⃣潰した2️⃣に砂糖と塩を加えて煮詰める
4️⃣ざらつきが気になるようであれば再度ブレンダーで仕上げを行う
5️⃣バッドに移し冷ましたらジップロックに入れて保存
冷凍する際にジップロックに入れた後に箸で線をつけておくと、使う時に使いたい分だけ割って使うことができます
離乳食作りから愛用のハンドブレンダーはこちら⬇︎
さらにコクを追求したい方は“アレ”を投入
上記の粒あん・こしあんでも十分おいしいのですが、さらに旨味の感じられるあんこを食べたい方は
『黒ごまペースト』を入れてみてはいかがでしょうか。
実は実家でもずっと食べていたものなのですが、これを入れるとワンランク上質な奥深いあんこに変身します!
こちらにはレシピはなく、出来上がったあんこにお好きな分量の黒ごまペーストを入れるだけです。
最初は小さじ1づつ足して良い塩梅を見つけてみてください。
とっても簡単なのであ試しあれ!
こちらもBIOショップで購入可能ですよ♪
あんこのアレンジ
どら焼きやいちご大福もアレンジ可能。
あんバタートーストやおしるこも定番です。
他にもおはぎや抹茶パウンドケーキに入れてもおいしいですよ〜!
あんこはアレンジがきくので、大量に作っても消費があっという間です(笑)
外国人に喜ばれる『いちご大福レシピ』
準備するもの
- 白玉粉
- いちご
- 砂糖(好みのもの)
- こしあんor粒あん(200グラム程)
今回いちご大福を8個作ります。
事前にいちごを洗ってキッチンペーパーで水気を切っておきましょう。
①1つ25グラムのあんこ玉を8つ作っておく
②白玉粉100グラムに180ccのお水を入れて混ぜる
③上記②に20グラムの砂糖を入れてさらにかき混ぜる
④耐熱ボールごと電子レンジにかけ、30秒ずつ様子を見る
⑤液体から固形に固まってきたら、火傷に注意しながらまな板の上に移す
⑥熱いうちに餅を8つに分ける
⑦いちごをあんこで包み、さらに餅で包む
※コツは電子レンジから餅を出したら手早く行うこと!
餅で全て包もうとすると慣れないうちは難しいので、いちごやあんこがちょこんと見えていても可愛いです♡
まとめ
今回は海外で簡単おいしいあんこの作り方とコツとアレンジについてご紹介しました。
一度覚えてしまえば、あんこ作りは非常に簡単です。
またアレンジも幅広くでき、いろんな和菓子に活用できるのがあんこの良いところです。
2ヶ月程度冷凍保存も可能なので、大量に作ってぜひ海外であんこを楽しんでみてください♪
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